少女冥館 記録
詩人画家 安田りさの創作のための雑記です。
当サイトに掲載されている文章および作品画像、情報は、すべて著作権法で保護されています。
無断で使用、複製、頒布することは法律で禁じられていますのでご遠慮ください。
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2016.04.30 Saturday
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●記憶の空 黒い鳥
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忘れてしまって
私の影は
消えるから
夕暮れの中 ここにない 溶けていなくなった
そして
記憶
記憶など
嘘
赤い空に飛ぶ 黒い鳥
記憶など 嘘で埋めてごまかすから
赤い空 黒い鳥
飛び交う 嘘
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2016.04.28 Thursday
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●種
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忘れたころに降ってくる 雨のような
私の心を 潤すのは 誰だったろう
私の手を足を
動かす
僕が欲しいのは君の暗号
意味のない羅列の
言葉は降ってくるもの?
うまれるもの?
君の言葉は 僕の中で 芽生えて 伸びていく
あの日
君が僕の庭にまいた種は 知らないうちに僕のからだになった
知らないうちに枯れてしまった
意味不明の羅列
そう思って放っておいたんだ
僕の心に咲いていた 花の色を 僕はもう 忘れてしまった
JUGEMテーマ:詩
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