少女冥館 記録
詩人画家 安田りさの創作のための雑記です。
当サイトに掲載されている文章および作品画像、情報は、すべて著作権法で保護されています。
無断で使用、複製、頒布することは法律で禁じられていますのでご遠慮ください。
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2016.08.30 Tuesday
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●新しい季節
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新しい季節が口を開く
君の独り言
風の終わり
僕が君にあげた音楽
耳の奥に置いておこう
さようなら さえ言えなくて
君の影が 離れていく
新しい季節に 新しい色を見た
だから僕はまた 歩いてゆく
風の始まり
君の独り言
影の形を忘れて
君にあげた音楽が
風に乗っているだけの
新しい季節だ
JUGEMテーマ:詩
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2016.08.30 Tuesday
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●朝昼夜
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雲に 開いた口
キャンディーを入れた
あおい夢を見たよ
君はそういって
目を覚ます僕に
白い月 砕いた砂糖の焦げた匂い
アスファルトに靴の音
僕はいつもこの日差しが
誰にでもあるものと思っていた
夜の湖 沈んだ君の影は
僕からはなれようと
そう望んでいたので
JUGEMテーマ:詩
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2016.08.27 Saturday
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●夕焼け空はまだ凍りついたまま
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抽出しの鍵が壊れたままだから
逃げてゆく記憶
隅っこにいた 君だけが
僕の 頼りだった
アイスブルウとオレンジが交差する空
凍ったままの景色
僕をどうか、溶かして
想い出の中から救い出して
アイスブルウとオレンジが交差する空
想い出の中だけで凍りつく空
JUGEMテーマ:詩
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