少女冥館 記録
詩人画家 安田りさの創作のための雑記です。
当サイトに掲載されている文章および作品画像、情報は、すべて著作権法で保護されています。
無断で使用、複製、頒布することは法律で禁じられていますのでご遠慮ください。
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2017.01.25 Wednesday
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●アルミニウム
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アルミニウムの軽さで月が君を傷つける
叫べない君が 泣けない君が ここにいるのに
抱きしめられない あの子
突然のシグナル 狂った世界の住人
アルミニウムの軽さで月が君を傷つける
あの子はいつでも 君を優しく 迎えてくれるよ
今夜 泣いてもいいんだよ
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2017.01.22 Sunday
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●氷雨
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消えない影をいだいて眠る 君の声 氷雨 耳に刺さる 氷雨
許してって言ったところで何もない
壊れた時計の針をまわす ひとりごと
広い空は毎日
君の毎日を彩って変わる
二度と見えない雲や虹
僕は一瞬を
君は悠久を
愛している
広い空は繋がっているけれど
毎日気まぐれに
変わってしまうんだ
消えない影をいだいて眠る 今夜 君の声 降り注いで 僕を殺してほしいの
JUGEMテーマ:詩
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2017.01.20 Friday
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●捨実
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部屋に流れた音楽と空気が交じり合う
ねえあなたはいま、何を想うの
そう言ってるのに
唄なんて知らないよ、君なんて知らないよ。
記憶なんて要らないのに
身体なんて要らないのに
ねえすべてが邪魔で仕方がないのね
あなたが捨てていくなかに私がいる
記憶がないの そんなふりをしたい
身体は冷たい器だし
君なんて知らない、歌を唄う意味なんてない
JUGEMテーマ:詩
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